農林水産分野の技術開発に係る委託研究(令和7年度補正予算及び令和8年度 当初予算案)の公募開始

農林水産省・農林水産技術会議事務局は、2月5日(木)から「農林水産分野の技術開発に係る委託研究(令和7年度補正予算及び令和8年度当初予算案)」のうち「スギ花粉米の実用化に向けた安全性・有効性の検証委託事業」および「新品種開発を加速化する作物横断的育種効率化基盤の構築委託事業」の公募を開始しました。

 

 ■公募期間:2026年2月5日(木曜日)~3月18日(水曜日)17時00分まで

 ▲公募要領等の詳細情報は、下記URLをご参照ください

 「農林水産分野の技術開発に係る委託研究(令和7年度補正予算及び令和8年度当初予算案)」https://www.affrc.maff.go.jp/docs/project/kobo/2026/index.html

 「スギ花粉米の実用化に向けた安全性・有効性の検証委託事業」部分 https://www.affrc.maff.go.jp/docs/project/kobo/2026/attach/pdf/index-65.pdf

 「新品種開発を加速化する作物横断的育種効率化基盤の構築委託事業」部分 https://www.affrc.maff.go.jp/docs/project/kobo/2026/attach/pdf/index-79.pdf

 

 

 ■応募方法:府省共通研究開発管理システム(e Rad)による申請

 ■公募説明会:2026年2月19日(木曜日)10時00分から12時00分までオンラインで開催

 本説明会は公開です。なお、応募に際して、説明会への出席は必須ではありません。

 ▲公募説明会等の詳細情報は、下記URLをご参照ください

 https://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/260205.html

 

 ★「スギ花粉米の実用化に向けた安全性・有効性の検証委託事業」部分事業概要

 令和5年5月の「花粉症対策の全体像(花粉症に関する関係閣僚会議決定)」において、農研機構が開発したスギ花粉米について、ヒトへの効果や摂取方法等の知見を得るため、実用化に向けた更なる臨床研究等を実施するとされました。これを受け、令和6年1月に農林水産省、厚生労働省、製薬業界、学識経験者等から成る官民連携検討会が設置され、実用化に向けた課題及び解決策の方向性がとりまとめられました。当該とりまとめにおいて、スギ花粉米は、既存薬と作用機序が異なる新たな治療法であることから、現状では安全性・有効性の検討、作用機序の解明が不十分であるとの指摘がなされました。また、これらに取り組む試験計画については、既存薬との差別化が期待できる事項の科学的根拠を取得する内容とすべきとの指摘がなされました。本事業においては、個別課題で分業して、上記とりまとめで指摘された課題の対応に取り組み、スギ花粉米の医薬品としての実用化を目指し、安全性・有効性の検証を行います。

 

 ★「新品種開発を加速化する作物横断的育種効率化基盤の構築委託事業」部分事業概要

 農林水産省は令和6 年に改正された食料・農業・農村基本法に基づき、「食料・農業・農村基本計画」を令和7 年4 月に決定し、食料の安定供給に向けて、多収化、省力化、スマート農業技術への対応等に資する品種開発による生産性の向上に加え、気候変動等に起因する作物の高温障害や病害虫による品質や収量の低下の課題に対応した品種開発を進めることが急務であるとしています。 こうした政策目標を具体化するため、農林水産省農林水産技術会議事務局(以下「事務局」)は令和7 年10 月に「食料の安定供給に向けた優良品種育成方針」を決定し、その中でスマート育種技術として開発を進めてきたAI 等を活用した育種の効率化技術の諸要素を強化・拡充させ、作物横断的にスマート育種技術を適用できる「スマート育種支援システム」を構築し、その利用を進め、基本計画における目標実現にも対応する品種を迅速に育成・普及すること目標としました。このために事務局では、令和7年度補正予算の重点項目において「農業構造転換集中対策」として「生産性の抜本的な向上を加速化する革新的新品種開発」を実施します。その中で、「新品種開発を加速化する作物横断的育種効率化基盤の構築事業」は、研究機関、大学、企業等から広く提案を募り、研究開発を通じて社会実装を加速します。