植物の不思議とちから:その秘密を探り, 活かす, さまざまな眼(め)と技(わざ) |
開催趣旨
植物バイオテクノロジーは,植物が持っている優れた働きの仕組みを解き明かして,それを人々の生活を良くするために使おうとしています.この研究には,生物学や農学だけでなく,工学,理学,薬学など,いろいろな分野の研究者が参加していて,さらに,違う分野の人たちが一緒に研究することで新しい発見が生まれています.この市民シンポジウムでは,植物というおもしろい生き物について,専門分野が違う研究者たちがどんな「視点」と「技術」で研究しているのか,そしてその研究成果がどのように役立っているのかを,わかりやすく紹介します.どうぞ奮ってご参加下さい。
日程・演者・講演タイトル
13:30〜13:40 学会長挨拶(矢崎 一史,京都大学)
13:40〜15:10 講演 第一部
「植物の雌しべはどうやって他者と自分の花粉を見分けるの?」
渡辺 正夫(東北大学大学院生命科学研究科)
「植物と微生物の力で地球温暖化をくい止める! 市民科学「地球冷却微生物を探せ」の挑戦」
青木 裕一(東北大学東北メディカル・メガバンク機構)
「プラズマを利用して植物を病気に強くする」
金子 俊郎(東北大学大学院工学研究科)
15:10〜15:30 休憩
15:30〜16:30 講演 第二部
「薬をつくる植物の起源とこれから」
山崎 真巳(千葉大学大学院薬学研究院)
「オーダーメイド実用植物をつくる」
藤原 すみれ(産業技術総合研究所生物プロセス研究部門)
16:30〜17:00 パネルディスカッション